多様性がないからおもてなしができる!

ども!たくろーです。

 イギリスはもうかなり寒くなってきています。コート、マフラー、暖かいギャグはもう必須。街もクリスマスムードに包まれいています。

 

今回は、多様性(Diversity)について書きたいと思います!!

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 多様性という言葉はよく聞くけれども、いろんな状況がある中で幅広く使われる言葉だと思います。留学に来る前、来た当時は多様性というのは文化、国籍、人種や価値観といったことを想像していました。イギリス人の生活だけではなく、多くの国籍や宗教が混ざり合うこの国では何を学べるのかもとても楽しみでした。自分のスキルに多様性を加えると自分の価値観や視野が広がるとポジティブな面ばかりを期待していました。

 

しかし!

 

 実際はとても難しく、多様性のスキルを身に付ける前に自分がどれほど寛容な人間であるか知る必要があったのです。特に海外に興味を持っている人、学生は単に語学力や自分を変えてみたいといった気持ちで、価値観の成長や経験として考えている人が多いと思います。その前に一度待った!をかけてほしい。日本の中でも多様性に触れて考える機会を作るべきです。友達だって全国規模でできるようになり日本人同士、文化や習慣などを交換してみるのも面白いと思います。

 

 

 正直、世界の先進国の中で、独自の人種、言語でここまで成長し、平和を維持した国(戦後一応)は日本だけだと思っています。少子化をなくそうと思えば、北欧のように社会福祉制度を整えて、海外からたくさん人を移住させればいんです。しかし、そうなると、独自の文化や生活、宗教、言語の問題も出てきます。英語が話せない国にとってとても難しいことなのです。また、日本人にとって理解するのに少し難しいものといえば人種や宗教などですが、その理解に乏しいのはメリットでありデメリットでもあると僕は思います。

 

 人種や宗教といったものの多様性に恵まれた?国、例としてイギリスでは、僕達で言うおもてなしというようなものはありません。観光業として、お金を落としていってくれる観光客への対応といった感じですね。

 

 僕が住んでいる街はロンドンからバスで1時間半ほどの小さいところですが、街を歩いていると多くのアジア人や、明らかにイギリス人ではない人たちがたくさんいます。ホームレスもたくさんいますが。。。バスの運転手さんやお店の店員も人種がバラバラです。だからと言って人種差別はそこまでたくさんありません。ここで重要なのは、彼らはその観点で言う多様性について慣れてしまっているんです。生まれてからにしろ、移住してきたにしろ、こういった環境が当たり前なため彼らにとって観光客も普通ですし気にしてもいません。場所によっては悪のターゲットにもなりますが。僕が一番驚いたのは、イギリス人は思ってた以上に優しい!そして、全てではありませんが、常識やマナー、人への思いやりは日本人よりあると個人的に思いました。しかし、真逆ももちろんいますし、そういう人たちの態度は日本人の感覚では少し失礼かもしれません。

 

 自分をスタンダードにしてこちらの生活を過ごしていましたが、これが間違いでした。文化や価値観を学ぶということは、うん?や嫌な気分をした事で決めてはいけません。スタンダードがない状態の自分の寛容的な心で、その衝撃を受け止めなくてはならないと思います。目を色々な所へ向け、新しい発見に謙虚になると、より充実すると思います。これは日本でも同じで、つい自分の感覚でいってう〜んってなってしまうのは、そのものではなく自分の問題で、そこが寛容さ(多様性)を育てるチャンスだと思います。

 

 僕の大学は京都にあるのですが、日本にいた時、僕にとって外国人観光客は興味深く魅力的でした。英語や海外に興味があった僕は、「会話してみたいな〜」や「一緒に写真撮ってくれへんかな〜」などと日本人小僧として色々変なことを思っていました。皆さんもそういう経験はなかったでしょうか。InstagramやTwitter、Facebookなど見ていても、日本で外国の方と一緒に写っている友だちの写真をたまに見ます。

 それらを見て、上にもあるようにイギリスで多人種や他宗教に揉まれている僕はこう思いました。

「なんて素晴らしい国だ!」と。

 

 日本人は、国際的な多様性のある生活に慣れていません。しかし、いざ目の前に自分の多様性への興味の対象が現れた時、おもてなしパワー!が発揮されると思うのです。理由もなく相手を歓迎し、相手の容姿や箸が使えるかなど、いろんな疑問が芽生えると自然に相手を理解しようと頑張っちゃってます。英語ができなくても、表情や笑顔、ジェスチャーで必死にコミュニケーションをとる姿勢は日本でしかあまりないのではないでしょうか。正直、語学力はそれほど重要ではありません。伝えようとする意思と笑顔があれば相手は必ず理解してくれます。

 

 多様性を学び身に付けることはある程度必要だと思いますが、それが当たり前のように慣れてしまうと、その違いの素晴らしさに気づきません。多様性に触れるということは、大きな心があり全てにリスペクトする能力が必要ですし一緒に育ちます。また、日本人のように珍しいものを大切にでき、相手の気持ちになれるのも独自の文化で、海外から素晴らしいという評価もらうきっかけでもあると思います。

 

今まで知らなかったことを知る。

 

 しかし、それには自分がどれだけのクッションを持っていくかが大事です。 日本人で人種差別反対や、LGBTに対して平等であるべきだと言っても、実際身の回りにそういう知識や状況はほぼないと思います。日本人はメディアによる固定された概念も植え付けられやすいです。僕は、多様性にはたくさんの見方があり、メリット、デメリットも沢山あるということを深く知ることが思っていたより難しかったことを最後に言っておきます。

 

 多様性を学ぶということは、たくさんの文化や価値観などを理解し身に持つことではなくて、違いにどれだけ気づき、だからこそ見つかる面白いことを発見することだと思います。

 

 経験が一番なので、僕もこれからたくさん経験して、見て感じたものを伝えていけたらなと思います。あと、もっと面白くわかりやすく書けるように頑張ります。

ありがとうございました。

 

目を覚ませ! ラグビーW杯「誤審?」の前に素晴らしい試合に感謝と敬意を

こんにちは!

イギリスでは、ラグビーW杯でホームユニオンと日本が敗退したことで盛り上がりが下がり、そのせいか気温も下がっています。文句を言うなら、チケットが高すぎるのでどうにかして欲しいです。

 

 
ところで、前回のラグビーW杯 南ア戦の記事を多くの方に読んでいただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。文章を書くのも下手で未熟なものでしたが、考えず事実を書いただけでした。何よりも少しでも日本のラグビーのために「ラグビーの良さ」を伝えることができて嬉しかったです。
 
書きたいことはW杯を通してたくさんあるので、またゆっくり書いていこうと思ってます。
 
 
今回は、準々決勝の スコットランドとオーストラリアの試合で起きた最後の誤審?について、正直思ったことを書きたいと思います。
 
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僕も、あの試合はテレビで生中継を見ていて日本と南アフリカの試合の最後のように、とてもはらはらした試合で手に汗握って画面に釘付けになっていました。すごく楽しかったです。
 
ルールをよく知っていないとわからないくらいの最後のペナルティー。ノックオンした選手の前にいる味方選手が、ボールをキャッチしてしまったからというラグビーをよく知らない方には、なんのこっちゃ分からないものでした。実際僕もラグビーしていたので、あれにはとても気をつけていましたが、「なんでだめなの?」って聞かれたら「なんかダメらしい。」って答えるくらいです。(ルール教えてくれたコーチに怒られるかも)
 
 
たしかに、スローリプレイを見るところ、あれはオーストラリアの選手に触れていました。
TMO(テレビ・マッチ・オフィシャル)を選択すべきだったとの声が多いですし、結果がどうなったか分からない!と言う方もいます。
 
が、
なぜあんなに「誤審」についてSNSやニュースで取り上げるか分かりませんでした。あれはどうにかなるんでしょうか。彼を責める?大会側に責任を負わせる?どうしようもないことを、気にしすぎだと思いました。彼はプロですので、次のレフリングの向上への授業料だと思うでしょうが、ラグビーのレフリングはどういうものか、歴史から再確認するきっかけになりましたし、そもそもあの場面はレフリーに託すべきでしょう。
納得いかない方はラグビーの歴史をちょっと調べるといいかもしれません。
 
 
ラグビーは、規律を重んじるスポーツです。変な言い方反則やミスがたくさんあるスポーツです。しかし、最も重要なのは、その規律を自分たちだけで正し、まもらなくてはいけないのです。オフサイドラインだって自分で判断し、前に出たいがそれを自分で抑えなくてはありません。タックルされたらボールを離さなければなりません。選手たちはレフリーとキャプテンを通さないと話すことができません。そういった自立した選手もレフリーに託さないと、ラグビーをすることができません。
 
誤審だったからスコットランドが勝ってたかもと言うなら、オーストラリアのスクラムから、ドロップキックでオーストラリアが勝ってたかもって言い返します。
 
選手に目がいかないのかなって思いました。
身体を張って素晴らしい試合をした選手に、大きな拍手をまず送って欲しいです。そして、オーストラリアも最後まで諦めなかったからこそあのチャンスをつかめたのですし、スコットランドも格上の相手に予選プールの激戦で、さらに成長したチームで互角以上の戦いを見せてくれました。どろっとした終わり方にさせるのは、レフリーではなく周りの人やメディアでしょう。
 
誤審の発表も、ビデオ見りゃ分かるわ!ですし、だからと言って必死にあれはどうだったとか言うより、オーストラリアが勝ったと素直に気持ちよく準決勝を楽しみにすべきだと思います。
 
もう、あれは忘れるべきだと思います。もう結果はでていますし、イギリスでもそんなに話題になっていません!スコットランドが何も言っていないのも事実です。
 
たくさんのドラマがこのW杯で生まれています。これから始まる4強の戦いは、今までの激闘を乗り越えてきたチームのぶつかり合いです。日本でもラグビーの人気が凄いと聞いています。時差があると思いますが、ぜひみなさん周りの方を誘って準決勝、決勝をビールと一緒に楽しんで欲しいと思っています。

ラグビーワールドカップ 南アフリカ戦 現地で学び、感じた「勝負より大切なこと」

ども、たくろーです。

めちゃめちゃ久しぶりの更新です。

イギリスはもうかなり寒いですがラグビーワールドカップのおかげで僕は暖かいです。
 
 
今回のトピックはラグビーです!!
 
ラグビーだけのことではなく、僕は直に学んだことと大きく感じたことがありました。是非共有したいです。
 
ラグビーワールドカップ 日本対南アフリカで何があったかはみなさんお分かりだと思います。
 
実は、留学先にイギリスを選んだ理由の大きな1つは
 
ラグビーワールドカップ 2015 イングランド大会
 
でした。どうかと思われるかもしれませんが、ラグビーが大好きなので仕方ありません笑 それに留学先の国を決めるのは実際ノリです。たぶん
 
 
ってことでもちろん試合当日ブライトンに行きました!
 
行きの気持ちを正直に言うと、
南アフリカラグビーを見たかったのと、南アフリカの国歌を聞きたかったです。変な言い方、どれくらいの点差で日本が頑張って負けるのかも見ものでした。そう思ってた僕はスタジアムで最後どういう顔で試合を見届けるかは、みなさん想像できるかもしれません。相当ブサイクでしたが
 
 
ラグビーは少し特殊で、野球やサッカーと違ってサポーターの応援席に両サイドがなく、全員どちらを応援しようが混ざりあって座ります。その文化もあるせいか、スタジアム外でもお互い記念写真を撮ったり、知らない人と国籍人種関係なく仲良くなってしまいます。
 
着てるユニホームが違えど、そもそもラグビーが好き、相手をリスペクト、ノーサイドの精神、同じ人間、それらが身に染み込んでいるからです。
 
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ワールドカップの雰囲気を楽しみながらスタジアムに入り自分の席に着きましたが、周りはみんな南アフリカのジャージを着ていました。一通り周りの人に挨拶したあと興奮冷めぬなか選手入場。
 
南アフリカの国歌を聞けてとりあえず満足したままキックオフ。
あとは、あの試合やハイライトを見れば試合内容はわかるでしょう。
 
 
これからはその画面に映っていなかったことをお話しします。
 
 
前半が終わり、隣の南アフリカ人の方と話をした際に、
「日本はよくがんばっているね!南アフリカにとっては少しストレスのたまる試合だよ!まあ勝つんだけどね。」
と言ってくれました。
 
前半が終わった段階で
日本 10 - 12 南アフリカ
 
実は、僕はこんなことも思ってました。エディヘッドコーチが言ってた日本ラグビーの歴史を変え、もっと日本でアピールしたいということにもう近いことをしてるんじゃないかと。前半から大敗すると思っていたので2点差で折り返すことでも興奮していました。
 
ラスト10分しか報道されていませんが、そこまでの70分間も選手にとってもサポーターにとっても壮絶な戦いでした。正直圧倒的にグリーンのジャージが多かった観客席が「JAPAN」コールでいっぱいになり、これほどの盛り上がりはないくらいでした。しかし、相手がいいプレーするたびに敵側のサポーターが拍手する姿は変わりませんでした。
 
実は僕もラスト10分の前からすでに号泣していました。
 
 
そして、相手のペナルティーをしてリーチキャプテンが同点のPG(ペナルティーゴール)ではなく、トライをとって勝ちにいくことを決めた時、会場はさらなる盛り上がりとラグビー、いやスポーツの本質を感じることができました。僕も実はPGだっ!て思ってました。
 
そして勝利が決まったときに、気づくと周りのグリーンジャージに泣きながら何十人とハグをしていました。ふと見ると、涙浮かべながらこちらを見つめている南アフリカファンが立っていて、とても強いハグをしてくれました。
 
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あの瞬間は勝ち負けはどうでもよかったんです。日本が勝つことをみんな期待して見ていたのではなく、人生最高の試合を見て、みんなハラハラし、無我夢中に頑張る選手に感動覚え応援していただけです。スポーツを愛しただけでした。負けたら悔しいのに、どうして南アフリカファンも笑顔で泣いていたのでしょうか。その感動はスポーツの本質を肌で感じ、負けたことではなくて素晴らしい光景見たからでしょう。
 
そしてその感動と感想を国籍、人種、チーム関係なくみんなで抱き合いながら共有できるラグビーは素晴らしいと思いました。周りに相手のサポーターがいることはどれほど素晴らしいものか、ラグビー見に行くと思うでしょう。
 
スタジアムからの帰りは大変でした。頑張ったのは僕ではなく選手、でもファンにとっては関係ありません。日本人に対して大きな尊敬とあの試合を見せてくれた感謝を、僕や他の日本人にいろんな人が寄ってたかって記念写真やハグや握手をしてくれるのです。
 

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「何十年生きてきて最高の瞬間だった!」と何度言われたでしょう。スポーツは本来どういう姿なのか、考え直すきっかけになりました。世界中が感動したのも知っています。
 
言葉では説明することは僕には少し難がありました。しかし、試合を見てファンの様子なども見たらわかってもらえると思います。
 
「自分の国が勝つことよりも大切なことはたくさんある。」ということを知ってほしいです。
 
余談ですが...
グッズショップのJAPANグッズには列ができジャージから何からすぐ完売してました。
帰りの電車の中でもJAPANコールが響き、ロンドンでもハグやハイタッチされました。あの試合はイギリスでは全国放送されていたので、かなりの人が見たでしょう。また、次の日の新聞もえらいことになってました。
 
 
この経験をさせてくれた親と、ぼくのラグビー人生に携わっていただいた関係者の方々
に感謝します。またラグビーとラグビー日本代表を誇りに思います。
 
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こんな世の中で死にたくない

20歳になった拓朗です。
これで親にビールを買ってあげられます。やった

寝る前で意識が朦朧としていますが...


今日学校帰りに1人でオックスフォードの街を歩いていて、ふと言葉に表せないとても苦しい気持ちになりました。その場で立ちすくみました。なぜなら自分の将来ではなく、世界の将来を想像してしまったからです。


なぜ、またわけのわからんことを言っているのか。頭打ってません。


最近、日本で何が起きているか分からないので、なるべく無知にはならないように日本の安保法案のことやら、日韓関係、戦争、宗教観について暇だったのでぼーっといろいろ考えてました。
このせいでいろいろモヤモヤしてしまう毎日です。


将来の日本、世界、子どものために現状が最適な道の上なのかつい考えてしまいます。


イギリスの街中では毎日のようにホームレスを見なくてはなりません。どんないいことが起きても悲しいことが起きても、彼らを通学路で絶対見るんです。お金をせがまれますが、あげません。本心はお金や食料をあげて普通に暮らせるようにしてあげたい。でも僕には不可能です。平等にという観点から見ると、1人にあげたら全員にあげなくてはなりません。僕の場合1人、2人を支援することに罪悪感を感じてしまいます。(個人の意見です)


人は誰でも平和や幸せを願って生きています。それが生きる理由でもありますよね。死ぬのは誰でも分かってるのに必死に生きる。何かのためにです。


希望、夢、愛

いろいろあります。


もしその答えが曖昧なら動物を観察するといいかもしれません。彼らがなんのために生きてるか考えるんです。
なぜ彼らは自殺しないのか。すごくそのままの表現で申し訳ないですが、自分の犬が教えてくれました。
これについてはまた今度書きます。


ホームレスによっては犬が寄り添っています。今日も苦しそうなホームレスにペットと思われる犬がしっかり身体を寄せていました。

なぜか考えてください。
なぜ犬にそのような能力があるのかなど


ところで、日本人にとってのあたりまえの生活、社会は海外ではほぼ違います。
そのショックは大きいです。日本から見て可能なことが世界では不可能になるのは普通です。


口で言う平和や自分の周りが幸せだからといって、自分ではなく世界(地球)の将来から目を離すのは、誰かによって満たされてるからです。その誰かとは周りで守ってくれる人です。僕は守る人がいないほど豊かで争いがない時代が人間が滅ぶ前に来て欲しいと願ってます。
口だけでなく行動できるよう頑張りたい!

誤解しないで欲しいです。幸せということは、誰かが必死に守って自然や動物に生かしてもらってることです。誰か、何かがしてくれることが幸せだと思います。だから逆もしなくてはなりませんね。

その代わり貧困や戦争といった苦しい状況は理解することはできないと思います。体験できませんよね。だから「人の身に立つ」ということはとても困難です。イメージはできると思いますが、ただのイメージですから。でも変えることは可能です。イメージじゃなくて体験する努力をするんです。戦争や貧困をなくす努力という体験です。方法なども様々でしょう。


僕はアジアに大きな誇りを持っていて日本人でほんと良かったと思います。誰でも自国が最高って言いますけどね笑 でも今はほんとに日中韓の子ども達が将来笑いながら肩を組んでる姿を見たくてたまりません。

貧困、戦争、歴史問題、差別

こういったものが存在するのがとても腹立たしく感じた今日の学校からの帰り道でした笑


いろいろ説明不足で申し訳ないですが、僕が言いたいのは、


人は誰でも平和や幸せを願いますが、死ぬときにその状況で満足して死ねるかということです。自分のことしか考えないのが普通です。ぼくもです。でも今のような状況、またはこれ以上にひどい世界を見ながら死ぬのは絶対いやです。せめて希望を見ながら死にたい。死ぬときに、何百年後の世界がいい方向に変わっているように努力した自分を振り返れるようにこれから生きたい。


20歳がもう死ぬことを考えてる自体頭おかしいですけどね笑


でも今日、人類が誕生してから世界はなんでこうなったんやろうと思ったし、みんな口では平和や幸せを言えるけど実際なんで言えるか自体不思議だとも思いました。

難しくなっちゃって申し訳ないです。
おやすみなさい

人生に絶対必要な「3人」

ども。たくろーです。

 

どーん!

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"One for all, All for one"って聞いたことありますよね。

三銃士が使っていた言葉ですが、ラグビーの精神としてもよく使われます。

意味は、「みんなは1人のために、1人はみんなのために。」ですが、ラグビーの場合の下線部は、「みんなは1つの勝利のために。」となります。トライ(得点)してもガッツポーズなどをあまり大きくしない選手をよく見ますが、自分ではなくチームで必死にとった得点だと理解してるからです。他のいろんなスポーツもそうであってほしいと思います。

 

なんの話してんねんと思ったところで本題へ

 

 

 

今回はニックが教えてくれたシリーズ第3弾。

自分にとっての三銃士は誰だ!的な感じのやつです笑

 

人間は1人だけで生きることはできません。必ず誰かの助けや協力を受けて生きていますし、まず母親から生まれる時点で否定のしようがありませんよね。親、友だち、先生など、気づいていなくてもかなりの人数の人が人生に関わっています。励ましてくれたり、叱ってくれたり、ただの話し相手でもそうです。彼らがいなかったらどうなるでしょう。。。そうです、ジャバハットになりますね。↓

 

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あースターウォーズ早よ見たい!

 

 

人生を切り開き絶大な影響を与えてくれる人は3つのタイプに分類されます。

 

1.身近な人生の師

 

これは、あなたが目指す場所にたどり着いていて、あなたの夢の実現を本気で願い、支えてくれる人です。

言ってしまえば、親!ですよね笑 しかし、運が良ければ、他にも導いてくれる人を見つけることができるでしょう。「夢を追いかけろ!」でもいいですし、「だったら〜やってみたら?」って言ってくれる人もです。思ったより身近にいるかもしれません。僕だったら、両親はもちろんですが、おじいちゃんでかいです!でも、覚えていて欲しいのは、人生の師は年上だけではないということです。僕が見た小さな子で、「涙を全て出さないと笑顔はやってこないよ。」って言っていた子に僕は励まされました。逆に、子どもの純粋な発言がすごい力を秘めている可能性も十分あると思います。

 

 

2.理想の人物

 

これは、目標に導いてくれるという時点で人生の師に似ていますが、身近な存在ではなく、「1段高いところにいる人」です。

よくテレビや新聞を通して、自分の目指している分野の人物や、めちゃすごいことしている人の活躍を眺めたり、実際に著書を読んだり、人生の指針したりすることありますよね。ある分野の最前線で活躍してる人に学ぶことは、身近な人とはまた別の物があります。正直な話、応援してる人や、この人みたくなりたいって人が活躍とかニュースで出たり、テレビで取り上げられたりしてたらテンション上がります。元阪神タイガースの赤星選手を僕は本気で応援してました。当時野球少年だった僕は彼に憧れていました。温泉に行ったりしてもロッカーは必ず背番号の「53」。それだけ、好きなものから得るエネルギーは大きいんです。例えがひどかったですが...笑 理想の人物を持っておくだけでモチベーションアップは確実です。理想の人物から受けるインスピレーションを大切にしましょう。

 

「なりたいもの」や「夢」など、これらを否定する権利は誰も持っていません。夢をもって何が悪い。変でもおかしくても応援してあげてください。アドバイスをあげるくらい尊敬すべきです。

 

 

3.同じ志の仲間

 

これは、同級生、親友、職場の同僚など、あなたと同じ目標に向かって歩いている人です。

ライバルもいい意味でこれに含まれます。このような仲間を見つけるのは少し難しいかもしれませんが、苦労して見つける価値があると思います。僕は運がいいのか、大学で見つけました。向こうはどうかわかりませんが、大きく影響受けてます。情報交換もでき、もしライバルなら大きな刺激をもらえることになります。

人生の仲間とともに歩む時、特に重要でむっちゃ大切なことがあります。

 

「この世が豊かで、奪い合う必要はない」という発想を持つこと

 

です。

前回のブログでも取り上げましたが、十分与えられてると思えば、他者に対しても大らかになれます。逆に、限られたものしかなく、チャンスも限られていると思ってしまうと、他者に取られると不安になるでしょう。そもそもこの世の中が豊かだと考えることが大事だと思います。こんなこっと言っている僕ですが、高校の卒業論文は「地球の資源の枯渇と再生可能エネルギー」的なのでした笑 ま、まあ別の話ですね!

 

「財産」と聞くと、やはりお金のイメージが強いですが、「うまくいく」と思い出させてくれる「仲間」の方が大きな財産であるのは間違いないと思います。ドヤ

 

しかし!

 

優しく励ましてくれだけの人に要注意!!

 

 「人生の師」「理想の人物」「人生の仲間」にも関係していますが、優しく励ましてくれるだけの人とは、導いてくれる人ではないのを覚えとくべきです。本当の師、仲間は道を外した時必ず叱ってくれます。僕も親に怒鳴られしばかれましたが、どれほどありがたかったか実感してます。

本音を言う。これは、日本人に取って少し難しいことかもしれません。イギリスに来ても、日本人と海外の人たちの「対人スキル」の差がとても大きく感じます。僕は喋るのが好きなので問題ないですが、周りの日本人は逆に、簡単に言ってビビったりあえて本音を言うことを避けています。文化なので仕方ないかもしれませんが、何も進展しないのは見ててわかります。僕の個人の意見としては良くないと思います。

結果的に、どちらが間違っていて合ってるかより重要なことに目を向けるべきだと思います。それは、意見の違いについて本音をぶつけ合うと絆が生まれるということです。何事も言わなわかりませんしね。何も聞かず解決してしまうのは、もうフォース使ってるか、ミュータントですね。

耳が痛いことを言ってもらえることに感謝しましょう。難しいことですが頑張ってする価値あります。

 

自分の成長に役立つ「4つの心のあり方」

暑い!イギリスは気温が一気に上がり、松岡修造がウィンブルドンを見に来てるのかと思ってました。

 

前回、僕の生き方を変えたニック・ブイチチという男性を紹介しました。

動画見ていただけましたか?彼はクリスチャンなので、キリスト教的な要素もありますが誰にでも当てはまることを言っています。お時間があればぜひと思います。

「あかん、することない」「暇や〜」とか思った時みてくださいね!

 

今回は、彼が教えてくれたシリーズ第1弾です。

 

まず!

どんなピンチからも一瞬で抜けだす方法を紹介します。

それはリフレーミングといいます。

 

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簡単に言えば、すべてプラス思考に置き換えるということです。反省しないというわけではなく、経験として吸収するんです。心のあり方を自分のリモコンでポチッと変えるだけです。

 

例を挙げます。

 

完全に行き詰まった→こういう日もたまにあっていい

もう耐えられへん、しんどい→ここまで耐えてきたしイケる

うわっもう最悪や→でもこれいつかは終わるやろ

やってもうた→次気をつけよっニコ

 

ラグビー部だったんでこれめっちゃありました笑

 

 

さて本題です。 

自分の成長に役立つ「4つの心のあり方」

  1. 「あるもの」に感謝する
  2. 誰かのために行動する
  3. 人の痛みに共感する
  4. 他人も自分も許してみる

 

この4つが特に大事だとニックは言っています。

 

1. 「あるもの」に感謝する

これはシンプルに、「ないもの」ではなく「あるもの」、「できないこと」ではなく「できること」に目を向けられる人は人生を切り開くことができるということです。ニックは、両腕両足がありません。幼いころ両腕両足のようなないものばかり見てどん底の生活を送っていました。しかし、ある日彼は自分の目が綺麗だということに気づきます。家族も心臓も生活もあり、彼は自分にあるものに感謝することで人生が明るくなったのです。

自分が持っているのに、備わってるのに新しいものが欲しくなったことはありませんか?それが物でも容姿でもです。また、自分のできることを無視して、今できないことばかり目がいっていませんか?目線を自分に移し、今与えられてる物に感謝して、よーく自分にある物を見てください。家族、友人からの愛、物、ペット、なんでもいいです。充分恵まれていると思います。あなたにあるものがない人は世界中にいます。人は、できないことだらけですが、できることだってたくさんあり、それは他人から教わったり、誰かの協力によってできたことも多いと思います。できることに目を向けて、そこからスタートしてはどうでしょうか。人間は「欲」があります。自分にあるものを当たり前にして、ないものばかり望んでしまいますが、「あるもの」「できること」に感謝すると新しい発見が絶対あります。与えてくれた人や、誰でもいいので感謝しましょう。感謝の心は、人生を有意義にします。

 

 

2. 誰かのために行動する

ソクラテスは、「世を動かすものは、まず自分自身を動かせ」と言っています。大事なのは行動です。自分のためでも誰のためでも、行動しないと何も始まりませんよね。最初のきっかけさえうまくいけば絶対できます。口で言うのは簡単ですよ。でも難しくても小さなことからトライするんです。最初のきっかけというのは、ベッドから起き上がるのようなことで、悩んだり迷った時にバッと行動するんです。人はよく他人に傷つけられたり、何か大切なものを失って悲しい気持ちや怒りに支配されることがめちゃめちゃあります。自分だけ悲惨なことがおきたり、どうしようもなくなったら他人を傷つけたり、自分の存在価値を見失うこともあります。そういった時の最善の方法は、「他人の力になって自分の心を癒し、もとの自分を取り戻す」です。他人になにかをしてあげた時や与えた時に感謝の気持ちが返ってくると、とてもいい気分になった経験は誰でもあると思います。自分もいいことしたぜって自己満足できます。「ありがとう」は必ずみなさんを救うと思います。

 

3.人の痛みに共感する

みなさんはいろんな悩みや不安を持って生活していると思います。ニキビだったり、宿題、テスト、ご飯、 友人関係、お金などたくさんありますよね。でもこれらはどれほど幸せで小さい悩みなのかを知ってほしいです。世界には僕たちの想像を超える大変な暮らしをしている人たちがたくさんいます。貧困や戦争で苦しんでいて明日生きているかわからない人たちの前で、彼らの「痛みに共感」することはできますか?誰もできません。私たちはそういった暮らしを知らないので当然です。しかし、知らないからで済むことはあってはならないんです。ニックがカンボジアを訪れた時、痩せてハエがたかっている小さな少年が、ニックに思いやりの優しい目で近づき、慰めるように顔を頬に寄せてくれたそうです。身寄りもなくそれほど過酷な状況で暮らしている少年は、他人の苦しみや悩み、不安を共感できるからそういった行動ができたのでしょう。少年のように人の苦しみを理解できるのは難しいことですが、悲しみや怒りのエネルギーを人の痛みを理解し、癒していくことに使いましょう。

 

4. 他人も自分も許してみる

ニックは、自分を高めるために心がける態度で最も重要なのは「許す」ことだと言っています。しかし、これが最も身につけるのが難しい態度でもあります。医学的にも、怒りや恨みといった感情を長い時間にわたって続けると、心身にストレスが溜まって免疫機能が低下し、体にも害が生じてくるそうです。みなさんも人に嫌な思いされた経験はあるでしょう。僕もありましたし、させたこともあります。それを恨み続けるのは、された相手に人生を支配されているのと同じことです。どうしたらいいのか。「許す」を実行してしまえばいいんです。許したら損なんか考えず自分のために許しちゃいましょう。心が軽くなり次のステップ進めるはずです。南アフリカで初の黒人大統領になったネルソン・マンデラは、27年間自分を刑務所に閉じ込めていた相手を許しました。人生の27です!この寛大すぎる態度が、国を変え、世界にばかでかい影響をもたらしました。「許す」という行為には、計り知れない力があります。誰でも、傷つけたり、されたりという経験はあります。あって当然ですし様々な教訓が詰まっています。自分の行為も反省し、自分を許しその経験を次に活かせばいいだけです。

これは日本と韓国の問題にも使えると、個人的に思っています。またこれについても今度書こうと思います。

 

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ネガティブな感情とは縁を切り

「感謝」「行動」「共感」「許し」

これらを心がけて楽観的に生きていくのがベストだと思います。 

僕の人生、生き方を変えてくれた人は両手両足がない

こんにちは。たくろーです。

 

〜予告編〜

 

 

さっそくですが、僕の人生を変えたひとりの男性がいます。

 

いきなりどないしたん?!ってなるかと思いますが、最近生活していて自分の考えていることが特殊だと気づかされることが多々あります。他の人との差は、彼の生き方から学んだことの大きさからくると勝手に思っています。彼が与えてくれたものと、人の大切さをこのブログを通じて伝えたい!と思って今回書きました。

 

 

去年の春に彼を知りましたが、彼には一度も会ったことはありません。しかし、彼が教えてくれたことは、僕がどんなときでも上を向き笑顔になれる源になっています。今回からこのブログで、これらをみなさんに紹介していきたいと思います。シリーズにして続たいし、少しでもみなさんの人生に新しい発見が加わるといいなって思います。

 

 

彼の名前は、ニック・ブイチチNick Vujicic

知っている方もいると思います。彼は、生まれつき両手両足のない「先天性四肢欠損症」という障がいを持っています。しかし、彼は誰よりも明るくユーモアがあって希望を持ち、前向きでアクティブです。→なんでもできます笑 

この体がもたらした、彼の数々の経験が多くの人の人生を変えました。これからも数え切れない人々の人生、生き方を変えていくでしょう。

 

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いい笑顔ですね〜

 

 

ぜひ見てください。今、少しでも不安や悩みを持っている方は特に、持っていない方も1度見てください。きっと発見があるはずです。

 

 

Nick Vujicic(日本語字幕) - YouTube

 

ニックブイチチ講演(日本語訳付き) - YouTube

 

 

僕は、彼から人生、生き方を全てではないですが学び、とても良い方向に自分の生き方を変えることができました。できないこともまだたくさんあります。この経験は、僕にとってもみなさんに伝える義務があると感じています。彼の望みでもあるからです。僕たちじゃはっきり言って想像できないような経験をしてきた彼は何を教えてくれるのか、次回からシリーズとして書いていきたいと思います。