自分の成長に役立つ「4つの心のあり方」

暑い!イギリスは気温が一気に上がり、松岡修造がウィンブルドンを見に来てるのかと思ってました。

 

前回、僕の生き方を変えたニック・ブイチチという男性を紹介しました。

動画見ていただけましたか?彼はクリスチャンなので、キリスト教的な要素もありますが誰にでも当てはまることを言っています。お時間があればぜひと思います。

「あかん、することない」「暇や〜」とか思った時みてくださいね!

 

今回は、彼が教えてくれたシリーズ第1弾です。

 

まず!

どんなピンチからも一瞬で抜けだす方法を紹介します。

それはリフレーミングといいます。

 

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簡単に言えば、すべてプラス思考に置き換えるということです。反省しないというわけではなく、経験として吸収するんです。心のあり方を自分のリモコンでポチッと変えるだけです。

 

例を挙げます。

 

完全に行き詰まった→こういう日もたまにあっていい

もう耐えられへん、しんどい→ここまで耐えてきたしイケる

うわっもう最悪や→でもこれいつかは終わるやろ

やってもうた→次気をつけよっニコ

 

ラグビー部だったんでこれめっちゃありました笑

 

 

さて本題です。 

自分の成長に役立つ「4つの心のあり方」

  1. 「あるもの」に感謝する
  2. 誰かのために行動する
  3. 人の痛みに共感する
  4. 他人も自分も許してみる

 

この4つが特に大事だとニックは言っています。

 

1. 「あるもの」に感謝する

これはシンプルに、「ないもの」ではなく「あるもの」、「できないこと」ではなく「できること」に目を向けられる人は人生を切り開くことができるということです。ニックは、両腕両足がありません。幼いころ両腕両足のようなないものばかり見てどん底の生活を送っていました。しかし、ある日彼は自分の目が綺麗だということに気づきます。家族も心臓も生活もあり、彼は自分にあるものに感謝することで人生が明るくなったのです。

自分が持っているのに、備わってるのに新しいものが欲しくなったことはありませんか?それが物でも容姿でもです。また、自分のできることを無視して、今できないことばかり目がいっていませんか?目線を自分に移し、今与えられてる物に感謝して、よーく自分にある物を見てください。家族、友人からの愛、物、ペット、なんでもいいです。充分恵まれていると思います。あなたにあるものがない人は世界中にいます。人は、できないことだらけですが、できることだってたくさんあり、それは他人から教わったり、誰かの協力によってできたことも多いと思います。できることに目を向けて、そこからスタートしてはどうでしょうか。人間は「欲」があります。自分にあるものを当たり前にして、ないものばかり望んでしまいますが、「あるもの」「できること」に感謝すると新しい発見が絶対あります。与えてくれた人や、誰でもいいので感謝しましょう。感謝の心は、人生を有意義にします。

 

 

2. 誰かのために行動する

ソクラテスは、「世を動かすものは、まず自分自身を動かせ」と言っています。大事なのは行動です。自分のためでも誰のためでも、行動しないと何も始まりませんよね。最初のきっかけさえうまくいけば絶対できます。口で言うのは簡単ですよ。でも難しくても小さなことからトライするんです。最初のきっかけというのは、ベッドから起き上がるのようなことで、悩んだり迷った時にバッと行動するんです。人はよく他人に傷つけられたり、何か大切なものを失って悲しい気持ちや怒りに支配されることがめちゃめちゃあります。自分だけ悲惨なことがおきたり、どうしようもなくなったら他人を傷つけたり、自分の存在価値を見失うこともあります。そういった時の最善の方法は、「他人の力になって自分の心を癒し、もとの自分を取り戻す」です。他人になにかをしてあげた時や与えた時に感謝の気持ちが返ってくると、とてもいい気分になった経験は誰でもあると思います。自分もいいことしたぜって自己満足できます。「ありがとう」は必ずみなさんを救うと思います。

 

3.人の痛みに共感する

みなさんはいろんな悩みや不安を持って生活していると思います。ニキビだったり、宿題、テスト、ご飯、 友人関係、お金などたくさんありますよね。でもこれらはどれほど幸せで小さい悩みなのかを知ってほしいです。世界には僕たちの想像を超える大変な暮らしをしている人たちがたくさんいます。貧困や戦争で苦しんでいて明日生きているかわからない人たちの前で、彼らの「痛みに共感」することはできますか?誰もできません。私たちはそういった暮らしを知らないので当然です。しかし、知らないからで済むことはあってはならないんです。ニックがカンボジアを訪れた時、痩せてハエがたかっている小さな少年が、ニックに思いやりの優しい目で近づき、慰めるように顔を頬に寄せてくれたそうです。身寄りもなくそれほど過酷な状況で暮らしている少年は、他人の苦しみや悩み、不安を共感できるからそういった行動ができたのでしょう。少年のように人の苦しみを理解できるのは難しいことですが、悲しみや怒りのエネルギーを人の痛みを理解し、癒していくことに使いましょう。

 

4. 他人も自分も許してみる

ニックは、自分を高めるために心がける態度で最も重要なのは「許す」ことだと言っています。しかし、これが最も身につけるのが難しい態度でもあります。医学的にも、怒りや恨みといった感情を長い時間にわたって続けると、心身にストレスが溜まって免疫機能が低下し、体にも害が生じてくるそうです。みなさんも人に嫌な思いされた経験はあるでしょう。僕もありましたし、させたこともあります。それを恨み続けるのは、された相手に人生を支配されているのと同じことです。どうしたらいいのか。「許す」を実行してしまえばいいんです。許したら損なんか考えず自分のために許しちゃいましょう。心が軽くなり次のステップ進めるはずです。南アフリカで初の黒人大統領になったネルソン・マンデラは、27年間自分を刑務所に閉じ込めていた相手を許しました。人生の27です!この寛大すぎる態度が、国を変え、世界にばかでかい影響をもたらしました。「許す」という行為には、計り知れない力があります。誰でも、傷つけたり、されたりという経験はあります。あって当然ですし様々な教訓が詰まっています。自分の行為も反省し、自分を許しその経験を次に活かせばいいだけです。

これは日本と韓国の問題にも使えると、個人的に思っています。またこれについても今度書こうと思います。

 

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ネガティブな感情とは縁を切り

「感謝」「行動」「共感」「許し」

これらを心がけて楽観的に生きていくのがベストだと思います。